こまめな掃除があなたを救う!年末大掃除がラクになるスケジュールの立て方

12月に入ると「家を片付けなきゃ」「大掃除をしなきゃ」といったプレッシャーが押し寄せてきます。

今年こそ早めに済ませよう!と思いながらも、ギリギリまで先延ばしにしてしまう。忙しいとありがちなパターンです。結局、時間が足りずに途中で諦めてしまった…なんて話もよく聞きます。

クリンネスト2級の資格を持つ私でも、毎年ため息が出るほど年末大掃除は苦手。正直やりたくありません(笑)

とはいえ、やらないわけにいかない方もいるでしょう。大掃除をラクにするためには、計画性を持つことが大切!スケジュールを立てて、分散して掃除するようにすれば慌てることがなくなります。

では、大掃除の前にどのようにスケジュールを立てていけばいいのでしょうか?

掃除したい場所を1か月前からリスト化しよう

まずどこを掃除したいのかをリスト化していきます。大掃除の計画は1か月以上前からやっておくのがおすすめです。

掃除したい場所をリスト化したら、掃除するスケジュールを立てていきます。年末の1日で大掃除をするのではなく、1か月前から少しずつ作業を進めたほうが負担がかかりません。

早めにやっておきたいのは、モノを整理・処分して片付けること。モノを減らすと掃除がラクになるからです。

整理→収納→片付けができて、ようやく掃除にたどりつく

「整理収納のピラビッド」をよく見てください!!!

掃除よりも先にやることは「整理」です。いきなり掃除から取りかかると、かえって効率が悪くなってしまうので要注意。

もう一つの注意点。それは12月半ばを過ぎると、粗大ゴミ回収の予約が取りにくくなってしまうこと。ですから、先に家電や家具などの大きなモノを整理・処分してください。

過去に一度、予約が取れずに年明けまで粗大ゴミを家に置いておく事態になり、とても後悔したことがあります。

粗大ゴミになりそうなモノの片付けは最優先!

ここ、テストに出ます(出ません)。忘れないでくださいね。

そのあと、こまごましたモノの整理をしていきましょう。

大掃除前に必要な掃除用品をそろえよう

お掃除グッズは持ち手付きの収納ボックスにひとまとめ

片付けが終わったら、掃除用品をチェックします。せっかく掃除を始めようとしたのに、洗剤が足りなかったり、掃除道具が壊れていたりしたら先に進めません。

慌てて買いに走るのは時間のロス。必要な掃除用品を確認し、事前にそろえておくと掃除がスムーズです。

おすすめのお掃除グッズ&洗剤はこちらのブログをお読みください。

掃除用品がそろったら、大掃除を順番にやっていきます。掃除は「上から下へ」が基本。天井やタンスの上部、照明のホコリを落としてから壁や床を掃除します。

拭き直しの手間を増やさないためにも、掃除は高いところから始めるのがポイントです。

大掃除を年末に集中させるのをやめよう

お風呂掃除のおすすめ洗剤は木村石鹸の「お風呂まるごと洗浄剤」

実は、場所によっては年末よりも別の時期にやったほうがいい掃除もあります。

たとえば大掃除の定番である「レンジフード・換気扇」のお手入れは、暖かい時期にやったほうが早くキレイになります。というのも、寒い時期に掃除しても油汚れはなかなか落ちないからです。

エアコンの掃除もカビがつきやすい梅雨入り前にやったほうが清潔・キレイを保てるでしょう。

浴槽やバス用品をオキシ漬けする場合も、お湯が冷めにくい時期にやったほうが汚れが落としやすくなります。わが家はオキシ漬けではなく、木村石鹸の「お風呂まるごと洗浄剤」を愛用しています。

「お風呂まるごと洗浄剤」の使用方法はヨムーノの記事に詳しく書きました。

ついに”#オキシ漬け”超え出た!木村石鹸「お風呂丸ごとお掃除粉」の効果が期待以上

*この記事は2019年頃に書いた記事です。当時は「お風呂丸ごとお掃除粉」という商品名でしたが、現在は「お風呂まるごと洗浄剤」という名称で販売されています。名称は変わりましたが、商品内容や効果は同じです。

お風呂まるごと洗浄剤は、こちらから購入できます。

また、ベランダ掃除や窓拭きは寒いと億劫になってしまうので、年末よりも動きやすい12月上旬までに終わらせてしまったほうがラク。適した時期に掃除をやってしまえば、年末大掃除のプレッシャーが軽くなります。

一方、年末におすすめしたいのは冷蔵庫や玄関の掃除です。特に冷蔵庫整理は、食材が傷みにくい冬がベスト。食品整理と庫内の除菌をしっかりやっておきたいですね。

自力が難しければプロの業者に頼もう

お風呂の鏡ビフォー・アフター。プロに頼むとこんなに違う!

どうしても大掃除をする時間がない場合は、家事代行やプロの掃除業者に早めに頼んでしまうのもあり。無理して自分でやる必要はありません。

実は腰痛持ちの私。年末に張り切ってお風呂掃除をやった結果、ギックリ腰になってしまった経験が2回ほどあります。ろくに動けないお正月を迎えることになった苦い思い出です。

それ以来、大がかりな掃除はプロの業者に頼むようになりました。自力でやるよりキレイになるし、業者にやってもらっている間に別の作業ができるのでラク。お金はかかりますが、そのぶん時間が節約できます。

ミニメイドの家事代行サービスを試してみる

それでも自分でやりたい!という方は、大掃除のスケジュールを早めに立てておきましょう。

そもそも普段から水回りを「ついで掃除」「ながら掃除」しておけば、大掃除をする必要がなくなります。こまめな掃除を心がけ、たまにはゆっくりと過ごす年末年始にしてみませんか?

*この記事は2020年に日刊Sumaiに掲載された執筆記事のリライトです。サイト統合による記事削除に伴い、クライアントから許可をいただきブログ用に加筆・修正しました。

大掃除については、ハウジーマガジンで監修した記事があります。年末大掃除をやりたくない人向けです。