【お正月関連グッズ】お片付けのポイントは「来年のことも考える」

神奈川県横浜市在住の整理収納アドバイザー、片付けコラムニストのことです。

2024年もお正月三が日が過ぎ、そろそろ仕事始めの方もいるかと思います。お正月が終わったら、関連グッズの片付けが待っています。

ですが、いつ片付けたらいいのか知らない人は意外と多いのではないでしょうか。

お正月グッズを片付けるときのポイントは、ついでに次の年末年始の用意までしてしまうこと。買い忘れを防げるので、忙しい年末に慌てることがなくなります。

というわけで、今回はお正月グッズを片付ける時期とコツを紹介します。

お正月飾りの処分は慣習にしたが

松飾りやしめ縄は、1月7日に片付けるのが一般的と言われています。地域によっては14日の場合もあります。

どんど焼きのある地域は14日か15日に持っていき、燃やしてもらうのがもっとも簡単な処分方法です。

ない地域は、ゴミとして捨てなければなりません。その場合は、半紙や新聞紙などで包んで「燃やすゴミ」に出しましょう。

わが家の場合、毎年使っているお正月飾りは、収納ケースにしまって保管しています。収納として使っているのは、無印良品のポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド(幅15cm)です。

MUJI 無印良品 ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド (Amazon)

【無印良品 公式】 ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド・A4用ホワイトグレー (楽天市場)

ファイルボックスは汎用性が高いので、さまざまな収納に使えます。また、同じサイズのキャスターもつけられるフタをしておけば、ホコリを被る心配がありません。

MUJI 無印良品 ポリプロピレンファイルボックススタンダード用キャスターもつけられるフタ (Amazon)

【無印良品 公式】ポリプロピレンファイルボックススタンダード用キャスターもつけられるフタ 幅15cm用・ホワイトグレー (楽天市場)

鏡餅の片付けは、鏡開きの行われる1月11日です。お雑煮やおしるこにして食べるのがよいとされています。

ただし、どれも地域によって日付やゴミの出し方が異なるので、その土地の慣習や決まりを確認してくださいね。

お節料理に使った重箱は上段に収納する

お節料理を重箱に詰めた場合は、食べ終わった時点でしっかりと洗って元に戻します。

重箱の素材によっては、カビが生えてしまう可能性があるので、洗ったあとは丁寧に拭き取り、水気を飛ばすのがポイントです。

重箱は使用頻度の低いものなので、キッチンの吊り戸棚の最上段を定位置にするのがベスト。収納ボックスに入れても、そのまま棚に置いても問題ありません。

年賀状はセットにしてまとめて保管する

最近の傾向として年賀状は出さないという家庭も多いようですが、どうしてもやり取りが必要な場合もあるでしょう。

わが家もだいぶ簡素化させましたが、それでもいくらかの年賀状が届きます。わが家の場合、年賀状は1年分のみを保管。その年の年賀状がそろった時点で前年のものは処分しています。

ただし年賀状は、個人情報が書いてあるため、そのまま処分するわけにはいきません。ですから、必ずシュレッダーにかけてからゴミに出しています。

届いた年賀状は「年賀状セット」として小さめの収納ケースにまとめています。わが家ではお菓子の空き缶を愛用中。一緒にペンや住所録も入れて保管しています。

住所録は、パソコンで管理しているものと、紙に記載しているものがそれぞれ1つずつ。住所変更があった際に間違えないようにするための保険です。ペンはインクの残量をチェックし、少なくなっていればもう1本買い足して入れておきます。年賀状を書く時期だと慌ててしまうので、片付ける段階で用意しておくとラクです。

書き損じや余った年賀状は交換できます。こちらのブログを参考にしてください。

お年玉用のポチ袋は買い足しておく

お年玉用のポチ袋もまとめておくのがおすすめ。ただし、干支の入ったものは翌年使えなくなってしまうので、毎年使えるデザインを選んでいます。

ポチ袋も残数を確認し、足りないようなら覚えているうちに購入してしまいます。「年賀状セット」のスペースに余裕があれば、年賀状と一緒にまとめておくのがおすすめです。ペンも保管しているので、すぐに対応できます。

お正月が終わっても、なかなか通常どおりの生活に戻るのは難しいですよね。お正月グッズの片付けを機に、気持ちを切り替えていきましょう。

*この記事は2021年に日刊Sumaiに掲載された執筆記事のリライトです。サイト統合による記事削除に伴い、クライアントから許可をいただきブログ用に加筆・修正しました。