インテリアと整理収納の密接な関係
こんにちは。片付けコラムニストのことです。
2022年7月、整理収納アドバイザー仲間でインテリアコーディネーターの資格をお持ちの篠えりさんの自宅セミナーに参加してきました。
インスタグラムのお部屋の投稿がとても素敵で、私の大好きなテイスト。収納とインテリアを全公開してくれる自宅セミナーを開催すると聞き、これは参加するしかない!と申し込みました。
ここでは自宅セミナーをとおして、私が感じたことをお伝えしたいと思います。
快適な収納動線
キッチンもリビングダイニングもクローゼットも、とても考えられている収納です。
なぜその場所に収納しているのか?
その理由が明確でした。収納には、この「なぜ」がとても大事だと考えています。
「なんとなく」「スペースが空いているから」といった曖昧な理由で収納されているとリバウンドしてしまったり、元に戻せなかったり…
時間はかかるかもしれませんが、ひとつひとつのモノと向き合い、それが必要な理由、そこに収納する理由を見つけることが大切なのです。
篠えりさんの収納は、その場所をモノの定位置にした理由が必ずありました。しっかりと計算されているから、生活動線も快適なんですね。
計算しつくされたインテリア
整理収納アドバイザーになる前から、インテリアコーディネーターとしてお仕事されていた篠えりさん。絵画、グリーン、オブジェ、照明、カーテン、食器etc.
部屋のそこかしこに「素敵」が詰まっています。
ここでも、
なぜインテリアの配置がこうなっているのか?
という理由が明確でした。
ところどころに配置されているグリーンがとても印象的。お手入れしやすい場所は生のグリーンを、手が届きにくい場所にはフェイクグリーンを置くようにしているとのこと。そこまで考えているんですね。
私はすぐにグリーンを枯らしてしまうタイプ(泣)
なので、なかなかグリーンには手を出せませんでしたが、何度も枯らしてしまった結果、今があると励まされました。
フェイクグリーンを使って程よく手抜きをすればいいのだとわかったので、もう一度グリーンにチャレンジしてみたいと思います。
また、グリーンが成長してしていく姿もインテリアとして楽しんでいるのだとか。
「大きくなっちゃって、ちょっとバランスが悪くなってきたけど、それはそれでいい」
と篠さん。計算されたインテリアの中にもちょっと「ゆるさ」があるのがいいですね。
リビングの収納棚の中には、なんと私の翻訳本が飾られていました!感動!
いちおう宣伝すると、インテリアにもなるおしゃれな本です。
『feel FRANCE 100 言葉と写真で感じるフランスの暮らしとスタイル』
片付けの先にインテリアがある
収納やインテリアを考えるときはモノと向き合い、「なぜ」を追求すると自分のベストが見つかるのではないかと思っています。
ルームスタイリストプロ講座を受講し、2022年6月にプロの試験に合格したばかりということもあり、今回の自宅セミナーは非常に参考になることがたくさんありました。
前は素通りしていたインテリアショップに足を止めるようになったし、100均のグリーンも見るように。インテリアのことを考えるとワクワクします。
「あれこれインテリアを楽しみたい!そのためには、まず家の片付けを!」こんなモチベーションがあると片付けが進むかもしれませんね。
篠えりさんのとても素敵なお家はインスタグラムでぜひ見てくださいね。
私のInstagramにも今回の自宅セミナーの様子を投稿しています。
*このブログは以前noteで公開したものをリライトしています。
後日談もあるのでぜひ読んでください!